慶應義塾大学 経済学部経済学科卒業
関西学院大学大学院 司法研究科修了
最高裁判所司法修習修了
地方自治体において、まちづくり、空き家対策、建築・土木、国賠、行政訴訟等を担当。
金融機関において、契約交渉、スキーム案件、相続業務、一般企業法務を担当。
<司法修習時代>
・坂本龍馬生誕の地、自由民権運動の本場、高知県で一年間、裁判所、弁護士事務所、検察庁と実務経験をさせていただきました。
・弁護士事務所では、福祉施設にて相続・福祉信託についての講演を行う。(途中、担当弁護士によるフォローがありました。)
・よさこいにも参加。夜は体育館でのよさこい練習。
お祭り当日は、真夏の炎天下のなか踊り続けました。地域全体が活気づくのを見て、地域活性化などに興味を持つようになりました。
<地方自治体勤務時代>
・空家の対策に全国に先駆けて乗り出したため、大学教授や国交省・自治体の官僚と徹底的に議論できたので、様々な意見の違いに触れ、法律家の考え方が少しは身についたように思います。
・法律(条例)案を議会に通して、実際にそれを解釈・適用する経験はかなり貴重なものでした。
・そのほか、訴訟・法律相談業務では、風通しの良い組織だったこともあり、セクションを超えて専門家の意見をうかがうことができ、分からないことがなくなるまで考え抜くことができました。
・ボランティア休暇をいただき、大学にて、リベラルアーツ習得を目的とした講義を担当。過去の冤罪事件の構造的要因や組織的意思決定の問題点を中心に、学生・教授ともに議論していただきました。
・休日は、職場の上司について、まちづくりを学ぶ。地域のイベントに積極的に参加させていただき、地域をどうやって盛り上げていくのか、現場で体感させていただきました。これは私にとって何物にも代えられない経験でした。
<金融機関勤務時代>
・金融法務・一般企業法務など幅広く担当させていただきました。
・仕事柄、「契約」や「債権」という、目に見えない抽象的な概念を扱うので、想定されるリスクをどのようにして回避するか、知恵を絞りました。
・シンジケートローン、不動産融資、不動産信託、ABL、再生可能エネルギー、M&Aに関する案件、SPC組成に関する案件を担当。
スキーム案件は、あたかも「蜘蛛の巣」のように複雑な債権債務関係が発生します。
細部まで自分の神経を入れるような気持ちで業務を行いました。
・相続業務を担当。
家族の案件は、本当にその人自身の人格や感情が如実に現れます。
一本一本絡んだ糸を解きほぐすように、慎重かつ正確に問題解決を図りました。
・知的財産権関係。
・大型契約交渉など
具体的にはいえませんが、二車線で走っていた車両が、その先一車線になった道を激しくぶつかり合い、加速して先を競い合うような感じでした。大企業や大手の金融機関との交渉は本当に勉強になりました。